現金比率について

私は、主にシーゲルに影響を受けて保有している米国ディフェンシブ系の銘柄とピーターリンチの影響を受けて保有している国内の小型成長株を保有しています。

米国ディフェンシブ系の銘柄は、長期的に価値が向上すればよいと思い、仮に適正価格より株価が割高でも何年で割高分を回収できるか考え、投資しています。投資方法については、ドルコスト平均法を応用した方法で毎月買い付け売却を前提としていません。基本はフルポジに近い状態で保有してもよいかと思っています。

 

国内の小型成長株に関しては、数年保持していたら、仮に成長が止まっても満足できるだけの株主還元が行われるだろうと合理的に予測できるものを購入します。この銘柄群は市場は非効率的と考える方法なので、市場に発見される前に早くに投資する必要があり、一括で多額の資金を投資し、将来の売却を前提としています。市場が長期に低迷している間に保有企業の成長が止まる又は業績悪化のリスクがあります。このため、一括で多額の資金を投資しますが、フルポジで投資すると、財産が吹き飛ぶ可能性があります。今のところ、大きく損はしたことありませんが、現金保有比率は50%以上を保ちたいところです。

 

二つの異なる考え方で投資を行うのは非常に配分が難しく、また機会損失や実際の損失が発生するのではないかと、おそれを抱き、日々、葛藤しています。まぁ、これがいい感じのストレスにもなり、楽しくのですが・・・