NISAロールオーバーについて

そろそろ2014年にNISA枠で購入した銘柄がロールオーバーするか否かの判断を迫られる時期に着ました。

判断基準としては、評価額が120万を超えていると全銘柄をロールオーバーし、そうでなければ特定口座に払いだせばよいかと思います。理由は、120万未満なら、売却し再度同じ銘柄を同じだけ投資してもロールオーバーのどちらを選択しても税金上は変わりがないからです。一方で120万を超えると、ロールオーバーしなければ、仮に同額で同銘柄を購入した場合、120万を超えた分は課税枠になってしまうからです。

私は、一応、120万を超えているので、今年は全銘柄をロールオーバーしようと思っています。銘柄と損益状況は以下の通りです。

 

シェブロン 10.44%

IBM -28.44%

アルトリア グループ 102.85%

フィリップ モリス インターナショナル  14.01%

ウォルマート インク 52%

エクソン モービル -9.46%

 配当込みでトータル40%程度でした。S&P500が65%くらいだったのでかなり大負けですね。S&P500をアウトパフォームしたのはアルトリアグループだけでしたね(ウォールマートは配当込みでとんとん?)。

 

個別銘柄ごとの分析ですが、アルトリアは素晴らしいですね。ドル高になると相対的に米国人はお金持ちになり、結果、お金持ち商売の企業は儲かるのですかね?反対にドル高で相対的に貧乏になっている国の人に商品を売っているフィリップモリスは苦戦しているのでしょうかね?そう考えると米国の繁栄が続く限りアルトリア>フィリップモリスとなるのでしょうか。

ウォールマートは、AMAZONの台頭でバフェットに売却され、一時株価が下がっていたような気がしますが、当社の頑張りによりEコマースは成長し、株価にもそれが反映されていますね。同じくバフェットに見放されたIBMは減収減益が続き調子が悪いですね。あげくの果てに、自社株買いもやめるとの事で、さらに株価が下がる可能性がありますね。

原油銘柄は、シェール革命のダメージが抜けませんね。今は原油高ですが、将来原油安になると業績悪化→株価下落が予想されるので、まだまだ我慢の期間が長そうですね。ただし、株価が長期低迷すれば、ナンピンのチャンスですが、NISAだとそれがしにくいですね。

まとめると

<調子がいい銘柄

 タバコ・小売り

<調子が悪い銘柄

 石油・IBM

 

5年間の投資成績を見ていると、色々と反省点があり成長につながりそうですね。